今こんなモノが売れてます
昨日27日のYahooニュースにポツンと一つ面白い記事がありました。
大企業中心に賃上げは実施されているものの、インフレも続き中々「実質賃金(=使えるお金)」が上がらない日本で、隠れたところで何が売れているか?
皆さんちょっと考えてみてください。
答えは
「ふりかけ」なんです。
ふりかけというと、昔から当たり前にあったものですし、今特別にヒット商品が世に出されているわけではありません。
しかし、ニュース記事によりますと、ふりかけ業界は今年過去最高の売上になる見込みとのことです。
「ゆかり」を販売している三島食品のこの1月から7月の売上は、前年比113%以上と極めて順調で、家庭用•業務用共に大きく伸長したと報じれらています。
同社は辛さをアピールする大人のふりかけの新商品なども発売しており、そうした効果もあるものの、今までは「落ちついた市場」であったふりかけ業界が何だかやたらと元気なのは間違いないようです。
ふりかけは、ご飯さえあれば、おかずを用意しなくても、お腹を満たしてくれます。
実質賃金が上がらない日本で、節約志向が高まっていく結果、ふりかけ業界に陽が差しているということなんですね。
この間行われた衆議院選挙も「減税」を主張した政党•候補者が数多く勝利しましたし、先日行われた名古屋市長選挙も「減税」を主張した方が勝利しました。
かなり極端な無茶を言う山本太郎さんの「れいわ新選組」は、先の選挙で衆議院議員を4人から9人と大きく伸ばし、参議院議員5人と合わせて国会議員14人とそれなりの政党になりました。
れいわ新選組は「消費税ゼロ!」を主張している党です。
名古屋市長選挙も、減税日本から単独で出馬した広沢さんが、自民公明始め多くの党から推薦された候補者に圧勝しました。
この結果を見ると明らかで、今の日本国民は「減税(使えるお金を増やせ!)」を求めているわけです。
こうした視点で、テレビのニュース番組を見てみると面白いことがあります。
テレビ局側が用意した「評論家」と呼ばれる人たちからは、減税を主張する政党代表や国会議員に対して、「減税、減税というけれど財源はどうするんだ?」こんな質問ばかりするのです。
どうもテレビ局の多くは、行政側というか官僚側についているのが明らかです。
それはテレビ局の意向なのでしょうから、私がつべこべ言うことではありません。
だけど、もう新聞を取る家庭も少ないばかりか、テレビ局もCMを出すスポンサーが減少して新聞社やテレビ局といった大手マスメディアは経営が厳しくなっています。
「国民の民意よりも官僚側の意向の立場になってばかりだと、国民から見放されて、益々視聴率が低下し更に経営がきびしくなっちゃいますよ!」
これだけは言えますよね?