アメリカでは、与党民主党の大会がシカゴで18日から行われています

この大会は、民主党の主要メンバーが入れ替わり立ち替わり演説を行って、最後は大統領選挙の代表候補者であるカマラハリスが登壇し、正式に民主党大統領候補者として選ばれるというものです。

ちなみにトランプさんの方も共和党大会という同様のものがありますが、こちらはもうとっくに何事もなく無事に終わっています。

今のアメリカの民主党というのは、エスタブリッシュメントと呼ばれる主要なメンバー達、例えばオバマさんやクリントン夫妻、バイデン大統領等と左翼社会主義的な人達の連合体となっています。

日本で例えれば、立憲民主党に日本共産党と令和新選組がタッグを組んでいるというイメージでしょうか。

POINT

主に左翼社会的な人達が「国境の壁を失くせ!」とか「LGBT法を制定しろ!」とか「犯罪者の罪を軽くして、警察の予算を減らせ!」とか主張しているのです。

アメリカ民主党の内部では、こうした左翼社会主義の人達の勢力が年々強くなっています。

ちなみにカマラハリスという人は、バリバリの左翼社会主義の人で、彼女が副大統領として選んだ、ティムウォルズさんという方も同様に左翼思考の人です。

ウォルズさんは「身体は女性、中身は男性」といったタイプの人のために、自身が管轄する地域の学校の男子トイレに女性用の生理用品を配備させたことで有名な人です。

この度民主党大会が行われたシカゴですが、大会が行われる前からシカゴ市内は大騒動に見舞われています。

およそ10万人ともいわれる抗議デモ参加者がシカゴに押し寄せたのです。

シカゴ市内では、店舗やビルの1階は閉鎖し、分厚い板でガラスや入口をふさいで営業をあきらめる一方、デモ参加者用に用意した飲食等の出店は大繁盛といった状況です。

民主党大会が行われる会場周辺は、厳重なバリケードを何重にも設置し、警官どころか州兵までも配備されています。

POINT2

民主党大会に参加したい民主党支持者は全員IDカード(身分証明省)の提示が義務づけられていて、ボディチェックもしっかり行われているようです。

ちなみにアメリカ民主党は、選挙の投票にはIDカードは不要と主張していますから、こうしたことには大きな矛盾を感じます。

それではデモ参加者はなぜ高い旅費を払ってまで、民主党の党大会の現場にまで足を運んでデモに参加するのか?

彼らは「イスラエルのガザ地区攻撃に反対しているから、カマラハリスは当初イスラエルのガザ攻撃を批判していたが今はイスラエルを支持する方向に転換したから」です。

民主党の左翼の人達は、基本的に「無差別にガザ地区を攻撃するイスラエル」を非難しています。

しかし、その一方で民主党としては、アメリカ経済を支配するユダヤ人の人達と友好関係を保たなければならない。

だから民主党の代表として大統領選挙に出馬するためには、ユダヤ人国家であるイスラエルを支持しなければならない。

今回の民主党大会で、今のアメリカ民主党の矛盾が露呈してしまったわけです。

POINT3

前回のアメリカ大統領選挙が行われた2020年は、アメリカ全土に「反人種差別抗議デモ」が拡大しました。

民主党は、白人の支持者が多い共和党のトランプ大統領を「人種差別主義者」と決めつけてデモを支持し、BLM(ブラックライムズマター)と名乗る暴力破壊集団を経済的に支援し、デモの拡大を煽りました。

選挙が終われば、民主党はBLMなんて単なる犯罪者集団扱いで相手にしません。

そりゃBLMは怒りますよね?

どうやらそのツケが4年後の今、自身の身に降りかかったようです。

アメリカの大手マスコミは民主党支持ですから、あまり多くは報じていませんが、FOXニュースではかなり詳細にシカゴの現状を報じています。

どうも民主党のカマラハリスが、アメリカの大統領に万が一でもなってしまうと、アメリカは恐ろしいことになりそうです。

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