サナエ急伸、シンジロー伸び悩む!

テレビのニュース番組では自民党総裁選挙がかなり盛り上がっています。

9名もの立候補者が乱立するという異例の総裁選挙ですが、テレビではシンジロー、石破茂、河野太郎を扱う時間が長いですよね?

なぜこの3名が重視されるのか?

日本のテレビ局というのは、左翼的な考え方を持つ人が多いからです。

もう60年ぐらい前になりますが、日本では「反日米安保」「日本政府打倒」等を主張する共産主義的な考えを持つ学生運動が盛んでした。

あまりに大規模な暴力闘争でしたので、多くの大学が授業もできずに閉鎖されてしまったほどです。

この時に学生運動を主導した人たちは、大学を卒業する時、それなりに頭は良くても下手すりゃ前科持ちもいましたから、就職もままなりません。

POINT

そんな人たちを受け入れてくれたのが、当時、「新興産業」であったテレビ業界だったのです。

そんな人たちが過去テレビ局で出世し、既に定年退職した人も多いのでしょうが、そんな左翼主義的な考え方の上司に教育された人たちが今のテレビ局を牛耳っているわけです。

だから、日本のマスコミは、共産主義の大本である中国には甘いし、左翼主義者にほぼほぼ支配されたアメリカ民主党の主張の受け入ればかりなのです。

左翼の人たちは、一般の人たちの生活には一見どうでもいいような主張をして、「世の中を変えよう!」という戦略を広げていくのが本当に得意です。

「女系天皇も認めよう」これは石破茂の主張ですし、「夫婦別姓を認めよう」はシンジローの主張です。

こういう主張を大々的に取り上げるのは日本のマスコミですし、特にテレビ局は大好きなんですね。

一方で「国民の生命と資産を守る」という保守的な考え方をする高市さんや故安倍首相は「大嫌い」です。

POINT2

安倍さんは「モリカケ問題」で徹底的に極めてしつこく叩かれましたし、狙撃されて亡くなられても、なぜかこの大問題を深く追求せずに、話題は統一教会にふられていましたよね?

アメリカも似たようなもので、アメリカの大手マスコミは大統領選挙運動においても、民主党のカマラハリス副大統領ばかりを思いっきり持ち上げています。

高市さんは、マスコミではほぼ無視されてばかりですが、ご本人はここに至る前に全国主要都市で自身の政策を説明する演説をおこなってきました。

会場はどこも超満員で、立ち見の観客もいたほどです。

高市さんは、国家防衛のあり方、次世代技術開発への国家の取組等、政策に関してはほぼ完璧です。

POINT3

自民党総裁選挙は、367名の国会議員が1票、全国にいる100万人を超える自民党党員票が議員数の「367」で案分されて、第1回目の投票が行われます。

ここで過半数を得た立候補者がいればその人が新総裁になりますが、今回は9名も総裁選に立候補していますから、過半数を獲得する候補者はいないであろう、というのが現状です。

そこで第2回目の投票は、上位2名による決選投票が行われるのですが、その時は国会議員367名には1票が与えられ、47都道府県別に都道府県のトップを取った人に1票割り当てられます。

だから2回目の決選投票は国会議員票がより大きな影響があるわけです。

第2回目の決選投票では、自民党の国会議員は何を考えて投票するでしょうか?

当たり前の話しですが、「どちらの候補者が国民全体の自民党支持を得られるか?」でしょう。

岸田政権が自民党の支持を地に落としてしまいましたから、自民党の国会議員は自民党の支持率が上がらないと「自らの次がおぼつかない」わけです。

「マスコミのウケがいい石破やシンジローで自民党の支持率は上がるだろうか?」

石破は自民党議員から人気が無いし、シンジローのポエムもたまにはいいけど、彼が首相になったら、ポエムはやはり許されないでしょう。

そうなるとだれが自民党の総裁になるべきか?

見えてきますよね?

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