ねばるバイデンどうなるか?
前回、先日行われたアメリカの大統領選挙のバイデン大統領とトランプ前大統領の公開討論会で、バイデン大統領がボケ老人をもろ出ししてしまい、自滅してしまったことを説明しました。
さらに大手メディアや民主党内から、バイデン降ろしの声が上がっていること、それに対してバイデン大統領はそう簡単には代表候補の座を降りることはないであろうこと、又その理由について説明しました。
その後、バイデン大統領に民主党代表候補の座を降りるべきという声は、私が指摘した通り日増しに強くなっています。
しかも、これも私が指摘した通り、バイデン大統領というかバイデンファミリーは、今のところ一向に代表候補の座を降りる気配は見せていません。
そもそもアメリカ民主党の党内の代表候補者選びの選挙では、バイデン大統領は圧勝しているのですから、バイデン大統領は民主党代表候補として、大統領選挙に立候補する権利を有しているのです。

VISION
「もうバイデンじゃトランプに勝利できる可能性は無いのだから、民主党の代表候補を降りるべきだ!」と、大手メディアや民主党がいくらヒートアップしたところで、「私こそトランプに勝利する代表候補者なのだ!」とバイデン大統領が明言しているのですから、これからもそう簡単には降りることはなさそうです。
その中で、有力視されているのが、現在の副大統領であるカマラハリスとオバマ前大統領の夫人であるバラクオバマです。
そんなアメリカの民主党なのですが、現在民主党内でバイデンに代わる代表候補者は何名か名が挙がっています。
カマラハリスは、低空飛行の支持率を続けてきたバイデン大統領よりも、さらに不人気で、何もしない、超低空飛行の支持率で有名な副大統領なのですが、民主党内部では「それでも今のバイデンよりはまし」と判断されているようです。
バラクオバマは、人気も知名度もあるオバマ元大統領の夫人ですから、それなりに人気はあるはずです。
ただ本人が本当にやる気になるのか? これが問題です。
又、やれカマラハリスだ、やれバラクオバマだと、外部がさけんだところで、バイデン大統領が代表候補の座を自ら降りると決めなければ、何も進みません。
今後どうなるのか?
これは本当に面白い局面です。
バイデン大統領、カマラハリス副大統領、バラクオバマ元大統領夫人と、アメリカ民主党の代表候補者の候補の名が挙がっていますが、このお三方には一つの明確な特徴があります。
それは、何か?
答えは
「何の主義主張もない」ことです。
共和党代表候補のトランプ前大統領とは真反対なのです。
アメリカの民主党を背後で操る人たちにとっては、主義主張がはっきりしていて、強い大統領よりも、どのようにでも自分たちの言うことを聞く人を大統領にしたいのでしょう。
「オバマ夫人のバラクオバマが民主党代表候補になってくれれば、トランプ大統領にも勝利できる!」
こんな意見があることをニュースで読みましたが、「本当なのかな?」と私は思います。
いくら何でも遅すぎるし、そもそもバイデンファミリーはやっばり大統領選挙に出馬するんじゃないかな、と私は思っております。