世界大戦前夜かも?

ウクライナでの戦闘はもう長く続いています。

ウクライナは勇敢に国家を守っていますが、いかんせんロシアと比べれば、ホントに小さな国です。

ロシアに比べれば被害者は少ないものの、兵士の被害も多大ですし、人口そのものが少ないので兵士の補充が大変です。

ウクライナには、既にアメリカとイギリスから長距離ミサイルが届いているようです。

しかし、今までウクライナはアメリカからもイギリスからも、ロシア国内への長距離ミサイルの使用を禁じられていました。

「禁じられている」というよりも、ウクライナからロシアの首都モスクワまで楽々届く長距離ミサイルは、ウクライナ単独では発射できないのです。

軍事衛星が長距離ミサイルを誘導しなければなりませんが、ウクライナはそんな人工衛星は保有していないし、ミサイル誘導のノウハウもありません。

だからウクライナがロシアに長距離ミサイルを発射するということは、ウクライナから発射されたものであったとしても、アメリカかイギリスがウクライナの代理で発射の手続きを行ったということになるわけです。

ウクライナのゼレンスキー大統領としては、長いロシアとの戦闘で既に国家はボロボロになっておりますので、ロシアと一刻も早く決着をつけたいという気持ちで一杯なのでしょう。

だからゼレンスキー大統領は、長距離ミサイルの使用許可をアメリカのバイデン大統領とイギリスの新たな首相であるスターマーさんに強く求めているわけです。

バイデン大統領もイギリス首相も、今まではロシア国内への長距離ミサイルの使用を頑なに拒んでいました。

ロシアのプーチン大統領は、「万が一でもウクライナが長距離ミサイルを発したならば、アメリカとNATO(欧州の軍事連合、イギリス含む)も、ウクライナに参戦したと判断する。

よって、アメリカもNATO諸国も戦闘の敵国となる」と過去発言しているからです。

POINT

しかし、ウクライナは戦闘の長期化で苦しめられているし、これ以上の長期化はかなり無理のある話しですから、そろそろ何とかしなきゃいけない。

その上、ウクライナはドローンを使って、ロシアの石油施設や軍事拠点をかなり攻撃してきましたから、大国とは言えロシアも長期に渡る戦闘でかなり疲弊しているというのも事実なのでしょう。

いよいよアメリカとイギリスが、ウクライナによる長距離ミサイルでのロシア国内攻撃を容認する動きが出てきました。

もしウクライナが長距離ミサイルでロシア国内を攻撃したならば、先に述べた通り、プーチン大統領は、ヨーロッパのNATO加盟国を敵国とみなして攻撃してくる可能性が極めて高くなります。

NATOはヨーロッパの軍事同盟ですが、そのリーダーはアメリカですから、アメリカもロシアがNATO加盟のどこかの国を攻撃したならば、アメリカの関与は益々強くなります。

こうなってしまうと、もう立派な第三次世界大戦の始まりということになります。

トランプ前大統領が最も恐れていることです。

あまりに悲惨な未来予想なのですが、もしかしたらこんな未来を待ち望むばかりか、実はこんな未来を自ら画策しているのではと思える人たちもいるのです。

それがアメリカのネオコン(軍産複合体)と呼ばれる軍需産業関係の人たちです。

彼らはアメリカの民主党、共和党両方の政治家を用いて、CIAと連携し世界各地で戦争を仕掛けていますが、戦争の規模がでかくなればなるほどアメリカ軍の関与が高まりますから、アメリカの軍需産業の儲けもでかくなります。

そんな彼らの最も大きなネックが、実は平和主義者であるトランプさんなのです。

だから彼らは大手マスコミを使って、散々にトランプさんを「気が狂ってる」だの「民主主義の大敵だ」などとこきおろさせます。

世の中には本当に困った人たちがいるのです。

アメリカのネオコンの人たちは、もしかしたらトランプさんが大統領になることも仮定して、「なるはや」でウクライナからロシア国内に長距離ミサイルを発射して、「私ならウクライナ戦闘を1日で終わらせる」と語るトランプさんの大統領就任前に戦争を拡大させてしまおうと考えているのかもしれません。

今のバイデン大統領なら、彼らはいくらでも操作可能ですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です