バイデンさん選挙断念！
先月行われたアメリカ大統領選挙の公開討論会後、酷い出来でボケぶりを曝け出してしまった後、バイデン大統領は出馬辞退を大手マスコミと民主党内部から強烈に要求されていました。
私はバイデン大統領の息子であるハンターバイデンとバイデン大統領自身が、アメリカ大統領の座を降りると、下手すりゃ一生監獄の中で暮らさなければならない可能性もあるので、絶対に民主党代表候補の座は渡さないだろうと予想していました。
POINT
私の予想通り、バイデン大統領は強烈な辞退要求にも関わらずかなり粘りましたが、ついに民主党代表候補の座を辞退することを発表しました。
バイデンさん、かなり頑張りましたが、身内である民主党内部、特に連邦議員からの辞退要求には耐えられなかったということなのでしょう。
バイデン大統領は、副大統領であるカマラハリスさんを支持するということで、ついに代表候補の座を降りることになったわけです。
それではバイデン大統領から支持されたカマラハリス副大統領という人はどういう人かと言うと、一言でいえば「まるで無能な人」です。
さすがに現任のアメリカ副大統領ですから「言語は明瞭」ですが、肝心の話の中味には全く意味が無い、その上自分自身では回答出来ないことを質問された場合は「笑ってごまかす」という人です。
その上、バイデン大統領から不法移民の流入問題を解決するようカマラハリス副大統領は命じられましたが、彼女は本当に腰が重く国境にすら行かない、結局ほとんど何もしなかったわけです。
バイデン大統領の支持率もこれまで超低空飛行を続けていましたが、副大統領はバイデン大統領よりも、更に低いところを飛んでいました。
この人がアメリカの大統領になったらこれはバイデンさんどころじゃない、アメリカどころか世界は本当に大変な事になると私以外にも多くの人が思うところです。
しかし、バイデン大統領には、好むと好まざるとに関わらずカマラハリス副大統領を支持する必要があるのです。
POINT2
既に一度は民主党の代表候補に民主党内部の選挙で選ばれたバイデンさんの副大統領候補はカマラハリスさんで決まっていました。
バイデン・ハリスのペアで彼らは２億ドルという選挙資金を集めてきたのですが、このお金はバイデンさん以外にはカマラハリスさんしか大統領選挙では使えないのです。
バイデンさんが代表候補を辞退したことにより、来月８月１９～２０日に行われるアメリカ民主党大会で、最終的に民主党の代表候補が決まることになりますが、カマラハリスさん以外の人が民主党の代表候補になった場合は、一から選挙資金を集めなければならないことになります。
POINT3
選挙資金のことを重視して、アメリカ全土に無能ぶりを曝け出しているカマラハリスを代表候補にするのか？
それとも民主党は別の候補者を立てるのか？
まだ民主党の動きはわかりませんが、ただ一つ言えることは、トランプさんが銃撃されて助かったことにより、逆にトランプさんがヒーロー化して、一枚岩になっている共和党に対して、民主党はかなり内部で分裂しているということです。
今までの民主党は「トランプは悪人」「あんな奴を大統領にするわけにはいかない」という反トランプで団結してきた面があると思いますが、今回はトランプさんが銃撃されたことで中々その手は難しい（＝支持政党のない浮動票が取り込めない）と思います。
さてさてどうなるか？
