バイデン終わりました
メリカで11月に行われる大統領選挙のテレビ討論会が、今月28日に行われました。
当然ですが、民主党の代表は現職のバイデンさん、野党共和党の代表はトランプさんです。
日本の新聞各紙も多くは翌29日の朝刊一面でこの討論会について報じていますが、結果から言いますとトランプさんの圧勝というか、バイデン大統領の「完全な自滅」となりました。
今回のテレビ討論会は、アメリカの大手メディアの一つであるCNNの企画です。
アメリカ大手メディアは、ほぼ全て民主党支持者の多いアメリカ大陸の東西の沿岸部を拠点としており、ほぼ全ての会社がリベラル主義で民主党支持です。
今回のテレビ討論会も民主党のリクエストをCNNがほぼ全て受け入れて行われました。
だからそもそもバイデン大統領にとって有利なのです。
民主党のリクエストとは以下のものです。(「 」は民主党の理由)
・通常はもっと遅くに行われるテレビ討論会を6月に行う「郵便投票は早くから行われるから」
・一方が話している時にもう一方はマイクをミュートにして、互いに話しを遮らないようにする
「トランプは人の話しを遮るから」
・両者が起立したまま行うが、30分に一度休憩を入れる「高齢のバイデンが持たないから」
・一回の回答の時間を短時間に区切る「高齢のバイデンが持たないから」
・聴衆は入れない「トランプは聴衆を扇動するのが得意だから」
こうした条件で討論会が行われましたが、アメリカの全メディアが「バイデンのボケの進行だけが際立つ討論会だった」と報道するほど酷いものでした。
下ばかり見てうつむいている、話しを振られても凍り付く、言葉を間違えてしまう、短時間しか与えられていないのに時間が大幅に余る、最後夫人に手を引かれないと帰れない
私もYouTubeで討論会を見ましたが、これではバイデンさんは次期大統領選挙どころか、「今すぐ大統領を代えたほうが良いのでは」とアメリカ国民は思うのではないかと思ったほどです。
討論会終了後、企画したCNNはすぐに「民主党の代表候補者をバイデンから他の者に代えるべきだ!」との番組が生放送で行われています。
今までバイデン政権をさんざ持ち上げてきたのがCNNですが、そんなテレビ局でも手のひら返しで民主党に代表候補者変更という対応を迫ったのです。
しかしアメリカ民主党も、もう各州で候補者選出の選挙をしてきてバイデン大統領が圧勝しているわけですから、簡単に代表候補者を代えることはできません。
一番簡単に候補者を代える方法は、バイデン自身が自分の体調を理由に、アメリカ大統領の職を全うすることはできないと医者の診断書でも添えて辞退してもらうという方法です。
しかしバイデン大統領は、権力欲が強いと言われており、又その裏には辞退出来ない理由があるのです。
オバマ大統領時代に、バイデンさんは副大統領を務めていました。
当時のバイデン副大統領は、息子のハンターバイデンにバイデン家族の会社の代表を務めさせて、ウクライナや中国から巨額の賄賂を受け取ってきたことはほぼ事実のようです。
この事は前回2020年の大統領選挙の時にハンターバイデンのパソコンの中の情報によって明らかにされており、ハンターバイデンの当時のビジネスパートナーも当時明らかにしています(彼はバイデン一家に裏切られたのです)。

ハンターバイデンは薬物中毒者なのに禁止されている銃を持っていたことで、既に有罪評定を受けていますが、こんな罪は巨額の賄賂を受け取っていた犯罪に比べれば、ハナクソのようなものです。
バイデン一族にとって本当に怖いのは、上記した巨額の賄賂を受け取ってきた事実を刑事告訴されることなのです。
トランプさんがアメリカ大統領に再び選出された時には、トランプさんはバイデン一族を見逃すことはないでしょう。
バイデンさんの立場になれば、大統領選挙で自分が民主党の代表を下りて他の民主党の代表候補が大統領に選出されたとしても、自身の身の安全が保証されるわけではないと考えるでしょう。
新たな民主党の大統領が「民主党内の過去の不正も糺し、不正は絶対許しません」なんて中国の習近平みたいなことをやったら、バイデン大統領も息子のハンターバイデンも、自分の余生は「監獄の中」と覚悟するしかありません。
こうした状況を踏まえると、バイデン大統領は、既に民主党代表候補の座を得ているわけですから、そう簡単にその座を下りるとは思えません。

さてさてどうなることやら?
という感じですね。